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中小企業を貸倒れから救う与信管理の進め方

開催日時 2022年03月12日(土) 13:15~17:30
エリア Zoomによるオンライン研修
受講方法 オンライン受講環境について

中小企業を貸倒れから救う与信管理の進め方

日沖 健

講師 : 日沖 健

<研修概要>
企業倒産の増加が懸念されるが、多くの中小企業は、与信管理の仕組みが確立されていない。
本研修では、顧客情報の入手と限度管理を主体とした「担保に依存しない与信管理の進め方」を、ケース演習を交えて実践的に学ぶ。

<研修内容>
1.中小企業の与信管理の現状と課題〔講義〕
まず中小企業が与信管理の現状と課題を確認する。
多くの中小企業は、顧客に要求されるがままの条件で取引をしており、与信管理が機能していない。
また、診断士は、金融機関で主流の担保中心の与信管理を指導することが多く、中小企業の実態に合っていない。

2.与信管理の進め方と診断士の支援〔講義+ケース演習〕
立場の弱い中小企業が取引先から担保を取得することは困難で、信用不安が発生してからでは手遅れだ。
取引開始時から継続的に顧客情報を入手し、通常の取引では限度管理を実践し、顧客の変化を掴んで迅速に対応する必要がある。
与信管理を「取引開始時の確認」「日常の限度管理」「緊急時の対応」という3フェーズに分けて、ノウハウ・チェックポイント、事例、診断士による支援を紹介する。
また、中小企業が与信トラブルに陥ったケースを使って、3フェーズごとに受講者に対応を検討していただく(ケース紹介→個人検討→発表→フィードバックを3回繰り返し)。

応用研修:中小企業白書から見る中小企業経営支援の実態と今後について

<研修概要>
経済産業省予算、白書、施策ハンドブック等から中小企業施策の動向を踏まえ、今年度ポイントとなる施策や、中小企業診断士が実際に支援する立場として重要と認められる施策、過去の活用施策について、中小企業施策統一テキストを用いて解説し演習を行う。

<研修内容>
中小企業経営支援の実態と今後
日本政府が政策課題として掲げる項目・テーマの変遷と、それに対応する各種施策の歴史について紹介していく。その上で、現在支援策として掲げられている各テーマが成立した背景や、目指す目的などについて解説する。
当職の偏見に偏らないよう、内容は公表された資料からの抜粋を中心とし、解説についても私見や類推をはさまないよう、留意し進める。中小企業のライフサイクルにおける起業・創業期から廃業、事業承継に活用できる制度(制度融資、支援施策、補助金等)についてケーススタディで学ぶ。

お申し込み

* 研修開催5営業日前にお申し込みを締め切ります。お申し込み多数の場合は、締切日より前に締め切らせていただく場合がございます。
* 会場・時間など、通常のご連絡は事務局よりEメールでご連絡します。ただし当社が緊急性の高いお知らせと判断したもの(講師急病などによる休講・中止・当日の会場および時間変更・災害など)につきましては、SMS(ショートメッセージサービス)を利用しご連絡を差し上げることがございます。あらかじめご了承ください。
* 研修の中止・延期にともなう、会場までの旅費等の保証はいたしません。あらかじめご了承ください。
* お申し込みに必要な通信料などは、申込者のご負担とさせていただきます。

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