＜研修概要＞
政府の掲げる「新しい資本主義」は、賃上げを含む人的投資、官民連携を通じた科学技術・イノベーションの推進、民の活力を活用した社会課題の解決が要諦となっています。
これらは少なからず小売業にも変革を促すものであり、先行して大手小売業から様々なチャレンジや取り組みが進行しつつあります。
これに加え、海外小売業の動向も踏まえた上で、今後の中小小売業に必要な施策やアイディアを起想できるよう、事例研究を行います。


＜研修内容＞
●大手小売業では、自動発注や勤務シフトの作成、惣菜の値引きタイミングや値下げ価格の最適化などAIの深層学習やITによる業務支援が進みつつあります。
●また、緩やかなアライアンスやM&A等により、業界の寡占化を進めようとする動きもあり、バイイング・パワーにも調達能力の差が生じつつあります。
●これらの事例を題材として、一般的な大手小売業と中小小売業のとる戦略やアクションプランの相違点を比較しながら、グループ討議を通じ、今後の中小小売業に必要な解決策を考察していきます。

応用研修：流通業をはじめとする中小企業の現状と今後の展望

＜研修概要＞
海外小売業や首都圏の優良チェーンの動向など、マクロ環境の変化が与える影響等を踏まえ、中小企業白書の生産性向上の提言を読み解き、流通業を題材とした課題や今後の方策を考察します。

＜研修内容＞
＜国内外の小売業トレンド事例研究＞
● 海外小売業のトピックスから今後の国内小売業の将来展望を予測する。
● 中小企業白書における小売業等の生産性改善に関する提言等を理解する。
● 国内小売業各社をベンチマークし、損益構造の変化やポイントを掴む。
● これらを踏まえ、実際の小売業等の現場において、実践的な指導やコンサルティングができるよう、最新知識の拡充を図ります。